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ALIENWARE、『LoL』及びライアットゲームズとのe-Sportsパートナーシップを発表

投稿日:2019年1月12日 更新日:

新年早々、ALIENWAREが『League of Legends(LoL)』の開発元のライアットゲームズと、e-SportsやPCハードウェアに関するパートナーシップを結んだというニュースが発表されました。

ALIENWAREといえば「宇宙最強のPC」を謳うゲーミングパソコンの雄。2006年にPCメーカーのDellに買収されましたが、最高級のゲーミングPCブランドと言えるでしょう。

e-Sportsの大会のためにALIENWAREが製品を提供するとなれば、今後より一層大会も盛りあがりそうです。

 

パートナーシップの詳細

発表はDellから、今ラスベガスで開催中の「コンシューマー エレクトロニクス ショー(CES)2019」にて行われました。

CESは毎年アメリカのネバダ州ラスベガスで開催されている電子機器の見本市です。新技術や新製品の発表が華のイベントで、今年は8日から今日、11日までの開催となっています。デスクトップなみのモジュール式コンポーネントを搭載した最高水準のゲーミングPCや、CPUとGPUをユーザーがアップグレードできるモデルの発表とともに、今回のパートナーシップの発表もありました。

ALIENWAREとライアットゲームズのパートナーシップは複数年に及ぶ予定です。

『LoL』は「League of Legendsチャンピオンシップ シリーズ(LCS)」と「League of Legends欧州チャンピオンシップ(LEC)」のいわゆる2大リーグの他に、2018年の決勝戦では視聴者数9,960万人という新記録を打ち立てた「League of Legendsワールドチャンピオンシップ」を含む4つの有名な国際トーナメントがあります。

これら公式な国際大会のPC及びディスプレイパートナーに、ALIENWAREがなるということですね。

 

新記録の実績を見ても、『LoL』が世界で最もプレイされ最も観戦されている、e-Sports業界最大規模のタイトルであることは疑う余地がありません。このタイトルの運営をサポートする上で最適なハードウェアや、専門的なテクノロジーサービスを提供していくことで、拡大を続けるe-Sports業界の技術革新と普及に寄与するということのようです。

ALIENWAREのゲーミングPCメーカーとしての実績や信頼性は高く、世界規模の大会運営に役立つだろうことも間違いありません。しかもDellのAlienware Support Assistという診断機能がついていますから、試合に影響を及ぼすような重大な問題を検出して防止できる、という点もウリの一つでしょう。

プレイヤーも観客たちも動作不良や深刻な問題に悩まされることがなく快適に競技ができ、観客はストレスのないスムーズな進行やゲームの観戦ができることで、より『LoL』を楽しめるようになります。

その一方で国際トーナメントでは数百台のALIENWARE製品が稼働することになるわけで、大規模なe-Sports大会での稼働実績を蓄積することになりますし、同時に製品のアピールにもなるわけです。

 

ちなみに『LoL』の今年の日本国内プロリーグ、「League of Legends Japan League 2019(LJL2019)」へも、昨年に引き続き協賛が行われることが告知されています。

同大会で使われるパソコンとしてALIENWAREの「AURORA」を、モニターとしてALIENWARE シリーズのAW2518H 24.5 インチ ワイド モニターが提供されます。

これで『LoL』の公式リーグは、世界はもちろん日本までALIENWARE製品のサポートを受けることになったわけです。

しかもALIENWAREは製品だけでなく、今年の「LJL」では各シーズンのベストプレイを選ぶファン投票を実施予定。「ALIENWARE Season best play Award」という賞を設けて日本のe-Sports振興に一役買うようです。

レーン毎に選出するそうなので、好きなプレイを選ぶのも苦労しそうですね。

 

ALIENWAREの取り組み

Dellは昨年のCESでe-Sportsへの投資を発表し、e-Sportsのトレーニング施設をアメリカのロサンゼルスに開設しています。

施設の名は「Alienware Training Facilities」。ALIENWAREがスポンサードをしていて、e-Sportsでの歴代獲得賞金世界1位のプロゲーミングチーム「Team Liquid」のために用意されました。

「Team Liquid」に所属するプレイヤーは『LoL』はもちろん、『Dota 2』や『Starcraft』などの国際大会でも上位の常連というマルチゲーミングチームです。ちなみに日本人ではネモこと根本直樹選手、竹内ジョンこと竹内亮太選手が所属しています。

トレーニング施設には50台以上のALIENWAREのPC、150枚以上のディスプレイが置いてあります。練習室や会議室ばかりでなく、試合の結果を振り返りながら反省点を確認するための動画のレビュー部屋、施設のスタッフのためのオフィスエリアに至るまで、高品質の設備を用意してありました。

ハードウェアを用意してスポンサーの仕事は終わりではありません。

施設内にあるカフェテリアには専属のシェフも在籍しているという点も驚きでした。理由は食事の為に外へ出て渋滞に巻き込まれたりすると効率が悪いから。食事の習慣の違う国籍の異なる選手もいて、栄養面についても考慮するためでもあるのだそうです。

とはいえ施設は合宿所のようなものではなく、選手たちはこのオープンオフィスのような施設へ「出社」しています。大抵の大会は週末に実施されるので、選手たちは月曜日がオフ。火曜日から金曜日までが仕事で、3時間程度の練習をしたら休憩し、また3時間程度の練習、というルーチンのようです。他のスタッフと交流することで気分転換になることもあるようですね。

在籍する選手たちには運動ジムへ通わせたり、心理学者などによるコンサルティングも行っていて、「99%効率よく動かないと全てが無駄」だと、ALIENWARE北米e-Sports担当のDavid Chen氏は言いきります。

「Team Liquid」が試合に勝つために用意された、ハイスペックなハードウェア設備にかかった費用は数十万ドルにものぼるのだとか。

 

David氏によると、一番大変だったのは「会社の役員を説得すること」だったそうです。

e-Sportsをビジネスとして成立させるのは簡単ではありません。「Team Liquid」や施設を運営するスタッフと信頼関係を築き、スポンサードすることで彼らの最高のパフォーマンスを引き出し仕事をして貰う。その結果としてスタッフが「Team Liquid」の為に尽力し、「Team Liquid」が好成績という結果を残し、宣伝効果やブランディングがALIENWAREにリターンとして返ってくるわけです。

互いの強みで互いを支え、最大のメリットを引き出す。これが理想的なe-Sportsビジネスの在り方と言えるでしょう。

今年のCESで、引き続きe-Sportsへの投資をすることが発表されました。2019年はオランダのユトレヒトに2つめのトレーニング施設を開設するとのこと。引き続き「Team Liquid」のレベルの引き上げに努め、将来的にはチームがヨーロッパで戦う際の本部、中核施設となる予定だと明らかにされています。

 

期待される相乗効果

今回の発表に際し、Dellと合同会社ライアットゲームズからコメントが発表されています。

Dellのコンシューマー&ビジネスマーケティング統括本部本部長の田尻祥一氏からは「世界に立ち向かうe-Sportsアスリート支援のため、2018 年より「LJL」への協賛を開始し、本年も継続いたします」とのこと。『LoL』の公式リーグへの支援を行うことで、世界最高峰のe-Sportsリーグの一端を担うことを光栄に思うとのこと。

ゲーム業界やe-Sportsの発展の推進に、ALIENWAREが重要な役割を果たしていることは間違いないでしょう。

またライアットゲームズ社長の小宮山真司氏は、世界レベルのe-Sports文化を日本でも創り出すために、と「2019年のLJLでファンが熱狂できる体験を提供し、『競争力・体験・エコシステム』の3つの成長を柱に、よりエキサイティングでより身近なe-Sports体験を提供していきます」と語っています。

「ハイパフォーマンスなゲーム体験を実現する」とDellの技術とサポートについて賛辞を述べ、パートナーシップによって海外の主要大会のサポートの支援を得られること、より精力的にLJLの発展に努めて行くという抱負も語っていました。

『LoL』の試合をオンラインで観戦しているファンや、『LoL』のローカルイベントに参加しているプレイヤーの中には、ALIENWAREのファンも多いことと思います。

でもe-Sportsでは誰もが最高品質のハードウェアを使えるわけではありません。『LoL』の公式試合に行けばALIENWAREのハイスペックマシンが使える、となれば、プレイヤーの意欲もより高くなるかもしれませんね。

ALIENWAREのユーザーにとっては、公式試合に近い環境で練習できるというメリットもあります。

ALIENWAREが関わることでe-Sportsイベントやファンが活性化するという状況が、ライアットゲームズや『LoL』とのパートナーシップにおける理想ということになるのです。

 

このパートナーシップが日本でのe-Sports振興の一助となるかもしれないと思うと、今年のLJLも楽しみになってきましたね。配信を見る時も、ハードウェアがちょっと気になってしまいそうです。

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