注意喚起！悪質なオンラインカジノの特徴とは

一瞬で数億円単位のお金が手に入ることもあるオンラインカジノは、プレイヤーにとって一獲千金を狙える場所、宝の山と言っても良いかもしれません。

しかし、大金が動く場所には悪意を持った人が集まるのも事実で、勝利金を支払わなかったり、ソフトウェアを不正に操作したりして儲けようとするオンラインカジノも少なくはありません。

オンラインカジノは世界中に2000以上もあると言われますが、その中にはもちろん悪質なオンラインカジノも含まれています。

今回は、どうやって悪徳オンラインカジノとそうでないオンラインカジノを見分ければ良いのか、過去に問題を起こしたことのあるカジノの情報と合わせてお伝えします。

悪質なオンラインカジノ情報総まとめ

悪徳オンラインカジノがどのようにプレイヤーに不利益を与えるか、その手口は様々で「●●だから悪徳オンラインカジノ」とひと言で言える特徴はありません。

しかし、決して少なくはないオンラインカジノの情報を見てみると、色々な面で共通点があることがわかります。

また、どのような悪質行為を行ったのかもオンラインカジノごとに異なり、多くのプレイヤーがその被害に遭っています。

悪質なオンラインカジノの被害や特徴をざっと挙げてみると次のようになります。

*サポートに問い合わせしても返答が遅い、或いは返答がない
*出金申請をしても支払いがない、或いは出金処置が遅い
*使用しているソフトにバグが多い（不正ソフトの利用）
*理由もなくアカウントが凍結され問い合わせができない
*ライセンスを取得していない
*ボーナスの条件が提示しているものと違ったり、虚偽の情報を流したりする
*恣意的にボーナス乱用者の指定をする
*利用規約を書き換えたり付け加えたりする
*運営企業の情報が記載されていない

このような特徴に当てはまるオンラインカジノは、大きなトラブルに繋がる可能性が高いので利用しないのが賢明です。

悪質な行為の前科があるオンラインカジノ

運営に問題があると報告されていたり、使用しているソフトウェアに注意が必要なオンラインカジノはたくさんあります。
カジノを選ぶ際には過去に悪質な行為を行ったと報告されたところを避け、安全性、信頼性が確認できるオンラインカジノを選びましょう。

次に挙げるのは、不正行為や悪質行為が行われたとされるオンラインカジノです。
※アルファベット順

日本語対応のオンラインカジノは大丈夫？

日本語に対応しているオンラインカジノは、英語に不安がある人にとって有り難いものですが、日本語対応だから安心というわけではありません。

逆に日本人プレイヤーを対象にする詐欺サイト、悪質なオンラインカジノの可能性もあります。

これまでに問題を起こしたオンラインカジノの中にも、日本語対応ということで多くの日本人プレイヤーが利用していたオンラインカジノがあります。

日本語でのサポートがあったり、サイトが日本語で書かれていたりするとつい安心してしまいがちですが、それだけに惑わされてはいけません。

最も気をつけたいのは日本で運営されているサイトの存在です。

オンラインカジノが違法性を問われないのは、あくまでも海外にある企業が運営を行い、海外にサーバーが置かれているからです。

国内の企業が運営している、或いは国内にサーバーがある場合は賭博罪に問われることになるので見極めが肝心です。

＊過去には日本語対応カジノでも不祥事が

日本語対応を行っていたオンラインカジノが起こした事件はいくつもあり、トラブルの内容も色々です。

ここでは3つのオンラインカジノが起こした事例についてご紹介しましょう。

【お台場カジノ】

お台場カジノは、2009年に勝利金未払いのまま突然閉鎖されたオンラインカジノです。

ただ、後になって思い返すと閉鎖の兆候と思われる点は、いくつか見られていたと言われています。

そのうちの一つが勝利金支払いの遅れです。

2009年初旬にはサイトに記載されている払い戻し機関よりも遅れることが多く、2009年8月にはサイトをリニューアルしたもののログインできなくなるという不具合も起こっていたそうです。

ゲームソフトウェアにログインできないだけでなく、キャッシャーにもログインできなくなっており、サポートに問い合わせたところシステム障害との回答があったと言われます。

残高の払い戻しができないまま時間が過ぎ、2009年末にはサポートに連絡もつかなくなり、
最終的に未払いを残したままサイトを閉鎖。

何が原因だったのかは未だにわからないままですが、この事件以降プレイテック社のソフトウェアやお台場カジノが取得していたファーストカガヤンライセンスについての安全性や信頼を疑問視する声も高まりました。

【ドリームカジノ】

日本で初めてオンラインカジノを運営したことによって逮捕者を出したのが、ドリームカジノです。

事件があったのは2016年6月、運営を行っていた5人が常習賭博容疑で逮捕されました。

サーバーは海外に設置、運営企業とされていたのも海外法人でしたが、実際の運営を行っていたのが国内の会社であったことが逮捕の決め手となったようです。

サポートが日本語対応どころか日本語だけというのも、国内で運営していたと判断された理由と言われています。

ただし、この時逮捕されたのは運営に携わっていた5人のみで、プレイヤーの逮捕者はいません。

また別のオンラインカジノを通じて、払い戻しも行われているので実質的にプレイヤーが被害に遭ったわけではありませんが、このように本当の運営元がどこかわからないオンラインカジノがあるということは覚えておいた方が良いでしょう。

【スマートライブカジノ】

ドリームカジノではプレイヤーの逮捕者はありませんでしたが、スマート退部カジノの事件では3人のプレイヤーが逮捕されました。

この事件の場合、スマートライブカジノには違法性がないとみなされていますが、日本人専用と思われるオンラインカジノでプレイしたということでプレイヤーが逮捕されたのです。

ただし、現時点でこの行為を取り締まるための法律がないため、最終的に逮捕されたプレイヤーは不起訴処分となっています。

警察としても現在の法律で罪に問えないことはわかっていたはずですが、オンラインカジノを日本でプレイするという行為を牽制したいがために逮捕に踏み切ったのではと言われています。

日本語対応のオンラインカジノは使いやすく、利用するうえでの安心感があるかもしれませんがそれと同時にリスクも抱えているという点には注意が必要でしょう。

良いオンラインカジノはどう選ぶ？

オンラインカジノで安心して遊ぶためには悪質なオンラインカジノを見極める必要がありますが、その際に役立つのが次の3つのポイントです。

-信頼できる政府のライセンス取得済み

ライセンスはオンラインカジノ運営の最低条件であり、取得していないオンラインカジノは問題外です。

しかしライセンスを発行する政府によっては審査が甘いなど、信頼性に欠ける部分も多いため「どこのライセンスか」という点が重要です。

厳しい審査で知られるイギリスやマルタ共和国などのライセンスを取得しているオンラインカジノの方が、より安全にプレイすることができます。

-第三者機関の監査を受けている

運営が公正に行われているか、不正が行われていないかを審査するのが第三者による監査機関です。

ライセンス取得後に定期的に監査を受けているオンラインカジノであれば、不正が行われる心配もなく、健全に経営されていると考えて良いでしょう。

もちろん、監査を受けていなくても健全な経営を行っているオンラインカジノもありますが、監査の有無が良いオンラインカジノ選びの一つの目安になることは間違いありません。

-支払い実績に問題がない

ゲームで勝ったのに勝利金が貰えない、支払いが遅れるといったことは悪質なカジノで起こりがちなトラブルです。

支払いを遅延なく行っているか、不払いがないかという点の確認は悪質なカジノを避けるためにも重要なポイントとなるので必ず行ってください。

遅延や不払いがある場合は、オンラインカジノの運営に問題が起きている可能性が高くサイトが突然閉鎖されるといったことも考えられます。

安全なオンラインカジノ選びの参考サイト

健全な運営を行う優良なオンラインカジノを紹介するサイトはたくさんあり、それらを参考に選ぶのもオンラインカジノ選びで失敗しないコツです。

特におすすめできるサイトを一つご紹介しておくので、ぜひオンラインカジノ選びに役立ててください。

【Casinomeister（カジノマイスター）】　

残念ながら日本語には対応していないものの、海外では20年以上の歴史を持つオンラインカジノのポータルサイトです。

最新のオンラインカジノ情報や不正が報告されたオンラインカジノの情報などもアップされているので、悪質なオンラインカジノを避けるためにも役立つでしょう。

フォーラムと呼ばれる掲示板にも頻繁に書き込みがあるので、リアルタイムでの情報も得られます。

英語のみというのがネックですが、翻訳サイトなどを使えばある程度情報の概要はつかめるので利用してみてはいかがでしょうか。